鋳造・成型技術の進歩により、切削加工をせずに効率的な部品製作が可能になりました。しかし、試作などの少量生産ではコスト・納期の問題から、型を必要としない削り出し加工が欠かせません。なめらかな曲面と精度が必要とされる空力部品の試作を角材から削り出したのがこのサンプルです。鋳造・鍛造では得られない精度を切削加工により実現しています。
加工機:立型及び横型マシニングセンタ
材質:アルミ合金(A5052)
寸法:490×210×170
面粗度:Rz12.5
構成部品全体の仕上がり面を均一化し、磨きレスで輝きのある精度の良い削り出し加工が可能です。
冶具レス加工に挑戦し、お客様のコスト低減、納期短縮の要求にも応えております。