エンジンヘッドの給排気ポート・燃焼室は、通常量産では鋳肌のままであり、鋳造及び鍛造の精度によってばらつきが出てしまいます。それを同時5軸マシニングセンター等で切削加工することにより、より高精度で理想に近い形状に近づけることができます。近年のレース用高性能エンジンでは必須の加工になっております。
加工機:同時5軸マシニングセンター
材質:アルミ鋳物等
ポートの形状は途中で折れ曲がっていることが多いため、通常のストレート工具ではアンダーカットになってしまい、加工することが出来ません。球形状の工具と5軸加工機を用いることでアンダー部分も取り残し無く加工する必要性があります。